メギス唐揚げ 食材紹介(メギスとは)
正式名は「ニギス」で、石川県で親しまれている呼び方の「メギス」は通称となります。
メギスはよくキス(シロギス)の仲間と勘違いされることが多いですが実は全く別の種類の魚で、見た目が似ていてキスよりも目がギョロっとしていて大きいということでメギスという名前がつけられたと言われています。
メギスは日本では主に日本海側で漁獲されます。石川県が一番漁獲量が多く、県内では昔から食卓によく並ぶ魚です。水深200メートル程の海底に生息していて、主に底引き網漁などで漁獲されます。
食材紹介(旬の時期)
旬の時期は底引き解禁後の9月頃が最も脂がのった旬だとされていますが、秋から翌春にかけて美味しく食べられる魚です。 石川県の昔から大きいサイズのメギスは煮つけなどで親しまれています。脂がしっかりのっていますが白身魚なので癖がなくあっさりとした味です。身離れもよくとても食べやすく美味しく食べられます。
食材紹介
メギスは美味しいだけではなくて栄養価がとても高く、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(イコサペンタエンサン)が豊富に含まれていますれています。(100g中にDHA200㎎・EPA81㎎)※七訂日本食品標準成分表 これらの成分は血中のコレステロールを下げて血液をサラサラにし、動脈硬化や心筋梗塞などの病気にかかりにくくなったり、認知症の予防などに効果があると言われています。
商品紹介(製造のこだわり)
鮮度の良い状態のメギスを漁港付近の加工場で頭と内臓を処理した原料を使用しています。 唐揚げ粉には、北海道産の馬鈴薯澱粉と赤穂の塩とコーンフラワーのみの素材にこだわったシンプルなものを使用しています。
調理方法
メギス(ニギス)は白身魚ですがとても脂がのっている魚なので、煮つけ・焼き・揚げなどの調理が、よりメギスの持っている美味しさを引き出してくれるのでお勧めです。
あまりに脂がのっているので三枚おろしや開きにするのは料理人でもなかなか時間がかかる魚でスーパーなどでは1尾丸々の状態でよく売っています。 なので、家庭では煮つけで食べられることが多いです。
他には、冬の季節にはすりおろしたメギスをつなぎと混ぜてつみれにして鍋に入れると絶品で、ぜひ一度は食べていただきたいほどです。 そのうち、カナザワマルシェのメギス料理は唐揚げです。わざと小さいサイズのメギスを選別して、お子様からお年寄りの方までメギスを骨まで丸ごと美味しく食べられるように工夫しています。